帯広(ばんえい競馬)放浪記 ~その1~

2019年、実はこっそりとボクは野望を抱いていた。

それは「大井競馬場以外の競馬場へ行くこと」だ。

こそこそと競馬予想等をアップしていながら、現地に行ったのは「家から近い」という理由だけで大井競馬場の1場のみだった。 東京競馬場にですらお声がけしていただき初めて行ったレベルのものぐさなので、何かきっかけがないとどこにも行かない。 だから芝のレースを見たことが5月までなかった。

その5月に生でレースを観たことで、「他の競馬場も積極的に観ないとダメだな!」と思ったのが事の顛末である。

「せっかく行くなら遠いところから行って、近場は後で時間できたら行けるっしょ」って軽い考えのノリなので結局、2019年は全然行けてないから目標未達成だし、馬券収支も今のところどマイナスなのを付記しておきたいと思う。

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ばんえい競馬ってなに?

ばんえい競走(ばんえいきょうそう)とは、競走馬がそりをひきながら力や速さなどを争う競馬の競走である。

現在、日本国内の公営競技(地方競馬)としては北海道帯広市が主催する「ばんえい競馬(ばんえい十勝)」のみが行われており、世界的にみても唯一となる形態の競馬である。

wikipediaより抜粋

と、コースを回るスピードの優劣だけではなく、それに加えてソリの重たさまで加えられた一歩間違うと動物愛護団体からドチャクソクレームがきそうな競技であるが、北海道という土地の歴史的側面から見ると必要に迫られて生まれた競技というか、ある種必然的に生まれた競技のように思える。

他の競馬と何が違うの?

まず、レースの形態が違う。

  • コースが直線の200m一つしかないこと。その途中には障害と呼ばれる坂が2つあること。
  • 平地競馬の場合は勝敗はゴールに到達した順位だけど、ばんえいはソリの最後部が通過した順位になること

あと、馬のサイズが圧倒的に違う。

普通のサラブレッドを見たときは「キミ、大きいねぇ」くらいだけど、ばん馬を見たときは「デカッ!」っていうくらいでかい。

↓普通のサラブレッド

「サラブレッド」の画像検索結果
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↓ばん馬

「ばん馬」の画像検索結果
出典: https://plaza.rakuten.co.jp/baneiblog/diary/201808290000/

サラブレッドが速く走ることを目的に配合されたのに対し、ばん馬は速く強く荷物を運ぶことを目的に配合されているので、脚の太さが圧倒的に違う。

あと、胸元の筋肉のつき方。

当然、体高も違うんだけど脚の太さと筋肉の付き方に比べると些末な問題に感じるレベル。

そんな馬たちが、目の前5mくらいのところを思ったよりも速いスピードで駆け抜けていく。

めっちゃ力強いばん馬

この光景を見るためだけに、遥か帯広まで行ったのですが十分に行く価値がある迫力だった。

これからの時期は寒いけどね…

それと、開門ダッシュが必要になりますが「バックヤードツアー」と「スタート地点探検ツアー」は時間に余裕があれば申し込んだ方が良いですね。

両方とも厩舎回りのところを車で案内されるので内容が一部重複してしまいますが、「バックヤードツアー」では、その厩舎周りの関係者以外立ち入り禁止エリアを重点的に、「スタート地点探検ツアー」ではスタート地点でのソリの装着の仕方やコースについての説明を受けられます。

いずれも当日の開門から先着20名なので、ご希望の方はお早めに!

→帯広(ばんえい競馬)放浪記 ~その2~へ続く…(はず)

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