2024年セプテンバーセールに参加しての雑感

9月17日〜19日に日高軽種馬農業協同組合 北海道市場で行われたセプテンバーセールに参加してきました。

出品された生産牧場の皆様、育成牧場の皆様、市場関係者の皆様、お疲れ様でございました。

また、買えたオーナー、買えなかったオーナー共にお疲れ様でございました。

飲食店ブース出品者の皆様も、ありがとうございました。美味しかったです。

ボクは石川県馬主会からの補助金があって今回のセプテンバーセールか、10月のオータムセールで補助金を使わないといけないという事情があったので「ご縁があれば…」レベルで参加したのですが、たまたま見かけた馬が良い子だったので予算通りに購買することができました。

ここまで育てていただいた細川牧場の皆様、ありがとうございます。

※どこで育成させるかは、まだ決まってません…

で、それはそれとして今回思ったことを書いておきたいと思います。

レポジトリーは大事

カタログ届いて、WEBサイトで馬体見て、今回は買えない価格帯も含めて60頭くらいチェックしたんですけど「レポジトリー」って脚のレントゲンとか喉まわりの内視鏡とかはノーチェックでした。

いざ見てみると、素人でもわかるくらい骨片飛んでたり、喉が固まってたりしてて実質半分くらいに絞られてしまいます。

そう考えると「サ○オクのほうが公表してくれるだけマシじゃん」とか思ったんですけど、公表しねぇやつは公表しねぇからな…

出品者の善良度合いによりけりだってことは、どこの世界でも一緒のようです。

ちゃんとチェックしましょう、購買後は自己責任です。

補助金イラネ(゚⊿゚)

もらった身分で言うのもアレなんすけど、補助金があるとどうしても「買わなければいけない」ってバイアスがかかってしまうので、正常な判断ができてたかって言われると違ったかなと。

ボクの場合は税抜き100万円以上って縛りだったので、そんな負荷でもなかったですが、南関の補助金となるとエグいくらいの最低価格設定なので「え、ホントにこの金額いくんすか?」みたいなのが散見されます。

まぁ、他人のお金なので何も言わないし言う権利もないですが。

「絶対に買うんだ!」って決めてる人以外は使っちゃいけないシステムだな、って思いました。

そもそも、その仕組みが無くても強い馬がガンガン入ってきている高知は改めてすごいなと。

生産者さんからすると、ありがたい仕組みなのかもしれませんが、市場を歪にしてる気がしちゃうんですよね。

補助金の代わりに新馬戦の手当にするとかでも良いんじゃないでしょうか?特に小さい競馬場は。

庭先取引、ダメ絶対

最初のお台で買い手がつかなかった馬は「主取」になって、再上場させてもう1回セリに出すことが認められているんですけど、「再上場いいっすか!」って聞きに行った時にすでに売れてしまっていることが、稀によくあります。

かくいうボクも、主取馬じゃないと買えないのですが今回はまぁまぁ酷かった。

・上場番号○○番だから○○円で売った(←ボクの提示額のおよそ半分)

・出品直後に聞きに行ったが売れてた、その間およそ90秒

ボクが聞きに行っただけで5件はありましたから、実際はもっとでしょうね…

庭先取引、ダメ絶対

最後に

千歳で3泊したんですが、ご一緒した皆様、ありがとうございました。

最終日にこっそり食べた、シゲさんおすすめのお寿司屋さん過去1美味しかったです…