ちょっと長文になりそうだったので、こちらに記載させていただきます。
2023年8月14日(月)に金沢競馬第3Rにてデビュー戦を走ったエルモシージョ号(京都サラブレッドクラブ在籍時馬名:シエロエルモーサ)ですが、レース後の歩様に異常が認められ、獣医さんの診断により右前脚の屈腱炎であることがわかりました。
購入時に抱えていた左前浅屈腱炎の状態は問題なく、能力試験および新馬戦へと進むことができましたが、どこかで反対側の脚に負荷がかかっていたのかもしれないなと思うところではあります。
私にとっても初めての命名馬で、尚且つ京サラ時代の出資者の方々からも愛されていた当馬をこのような形で引退させるのは心苦しい限りです。
このまま右脚の治療をし、改めて競走馬として復活させることも可能ではありますが
・両脚に爆弾を抱えている状態で、治癒したとしても再発のリスクは非常に高い
・身体を作るべき2,3歳時に乗り込みが圧倒的に不足する
上記2点から、競走馬としての復帰を断念することにしました。
これからのエルモちゃんですが、
今朝早く、馬運車に乗り愛知県の「ホースファーム深谷」さんへ向かいました。
これからしばらくの期間は、乗馬としてリトレーニングを行い、第2の馬生へと向かいます。
脚部不安がありますので、障害馬術ではなく馬場馬術がメインになるかと思います。
馬房では大人しく、愛くるしく振る舞っていた彼女ですので良いご縁があれば…としか現時点では考えられません。
これからの行き先を明確に教えてもらうことを条件に移動しておりますので、何か分かり次第どこかでご報告させていただければと思います。